東洋の森ブログ

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不妊鍼灸に針or灸どちらが効果ある?

不妊治療に針or灸どちらが効果あるの

針と言えば、痛いかな、、、

お灸の方が気持ち良さそうだけど、針の方が効果があるのかな、、、

色々ご質問いただきますので、回答させていただきます。

結論から申し上げますと、

『針は筋肉アプローチに優れております』

『灸は体質改善に優れております』

 

針で不妊治療をされている院があるのでは?

と思われてる方もおられるかもしれませんので補足させていただきます。

針のメリット

針は元々筋肉のアプローチや血の滞り(瘀血)の治療に優れています。

体力低下の方や、高温期が短い、途中で陥落してしまう体力不足の方には不向きです。

一方、子宮筋腫・内膜症などの疾患は瘀血が原因ですから針は効果あります。

 

針のデメリット

針のみで治療をすると、深く刺さないと効果が出にくいツボがあり、痛みが伴いやすく

リスクが高い

 

灸のメリット

一昔まえに流行った灸とは異なり、米粒大の大きさにもぐさを捻り

血流改善や体力回復ができます。患者様も心地よく安心して施術を受けていただけます。

患者様の体質や体力に合わせて、もぐさの大きさを捻る事ができる。

灸デメリット

市販されている、貼るタイプの灸は調整が効きにくいので不妊治療には不向きです。

肩こり程度にして頂くのは大丈夫です。

体質改善を貼るタイプの灸のみで行う事は出来ません。

しかし、当院では不妊鍼灸後、ご自宅での養生として貼るタイプの灸を無料でお渡ししています。

院長が周期によりツボを変えて行きますので、印が消えないようにしてください。

万が一消えてしまった場合は、印をつけにご来院いただくか、中止してください。

 

以上のことから、当院では、灸を主体とした治療になっており、

必要の場合は針をさせていただいております。

 

院長 足立