漢方
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漢方の体質改善 専門疾患
月経不順・月経痛・冷え性・血の道症・のぼせ・胃腸障害 ・アトピー性皮膚炎・気管支炎
気管支喘息・アレルギー ・膠原病・更年期障害・不眠・自律神経疾患・癌・循環器障害
漢方へのこだわり
生薬と鍼灸を合わせて東洋医学が完成します。
漢方薬が得意な体力回復や解毒と局所のアプローチが得意な鍼灸を組み合わせる事によって相乗効果が生ま
れます。例えば、局所の血流の停滞には鍼灸が得意ですし、体力回復や痒みを取るのは漢方薬が得意 院長足立
が鍼灸と漢方薬を診ますので、最短の治療方針を提案する事が可能です。
漢方薬は証(しょう)を診て処方するのが原則
証とは病の原因を体質別に分類したもの
風邪の引き始めに何の漢方薬を服用しますか?
ほとんどの方が「葛根湯」を想像されるのではないでしょうか? ですが葛根湯は、8割の方に合いません。
葛根湯の証は「体力が充実している方の風邪の初期で、風寒の表証」の時に使用します。
風寒とは、体が寒さに破られた状態で、ガタガタ悪寒が激しい状態を指します。温暖化が進んだ現在では、葛根
湯の証は少なくなりました。 熱の性質がある喉痛の風邪は葛根湯を服用すると悪化させます。
体力の低下した方が、風邪の引き始めに葛根湯を服用されると風邪がこじれて気管支炎になる事もあります。
体質や証に合わない漢方薬を服用する事で、症状を悪化させる一例です。
漢方の専門家に相談が安心ですね。
当院では、オンライン相談も承っております。患者様には「来院できない時でも、漢方の服用方法を相談できる」と
喜ばれています。 また、漢方薬は全国送料無料でお届けさせて頂いております。
漢方薬の疑問
婦人科領域でよく使用される
「当帰芍薬散」「婦人当帰膠」を比較してみましょう。
当帰芍薬散
川芎・芍薬・白朮・茯苓・沢瀉
当帰
婦宝当帰膠
川芎・芍薬・茯苓
当帰・甘草・黄耆・地黄・党人・阿膠
「当帰芍薬散」と「婦宝当帰膠」の重複する効果効能
月経不順・生理痛・冷え性・貧血・肩凝り・頭痛・耳鳴り・めまい・更年期障害
結論
効果効能は重複しているが、配合されている生薬が違う為、漢方薬は体質やお悩みによって選ぶべきです。
「守りの生薬」が体を補う生薬で「攻めの生薬」が血流を流す生薬です。
同じ効果効能でも、当帰芍薬散は血流を流す生薬の配合が多く「攻めの漢方薬」なのに対して、婦宝当帰膠は
成分の約7割が当帰になっており、全体的に体を補う生薬の配合が多く血虚を補う「守りの漢方薬」となります。
漢方薬は、専門家にお任せください。
遠方の患者様にも安心してご相談いただけるよう、メール相談(随時)、LINE相談(随時)、ZOOMを使ったオンライン相談(要予約)を積極的に実施しております。
通院から遠隔相談に移行される方や、初めから遠隔相談をご希望される方など、患者様のニーズに合わせて柔軟に対応させていただいております。
大人の皮膚炎・アトピー性皮膚炎
皮膚炎は急性期と慢性期に分かれます。
急性期 皮膚の赤みが激しい。
慢性期 皮膚の赤みが引き、カサカサした状態。痒みを伴うことが多い。
急性期の皮膚の赤み・ジクジク滲出物・痒みが激しい時は、ステロイドを上手に活用しましょう。漢方薬服用後、効果が出始めてきた頃から徐々にステロイドの使用量を軽減していきます。
皮膚炎でお困りの方は、まず赤みのある状態を取る漢方薬をお勧めします。
そして、赤みのある皮膚は、血熱(けつねつ)が原因です。
血熱とは、体の中に熱がこもった状態のことを指します。
東洋医学では血の病的症状として昔から重視されてきました。 血熱は食生活・睡眠状態・ストレスが原因
の一つとされています。
食の欧米化、生活習慣の乱れ等の結果、心身共にバランスを崩すと、皮膚の炎症につながっていきます。
血熱傾向になると、ほてり・のぼせといった熱の症状や、赤みのある肌荒れ・ニキビ・吹出物・目の充血・
イライラ・便秘・生理不順といった血の症状が現れ、さらには赤みのある発疹などを引き起こす原因にも
なります。これらの症状に対しては、何にも増して血熱を冷ますことが重要です。 血熱を冷まし、便秘を解消
することで、皮膚の赤みやほてりを取っていきます。
慢性期は体質改善が必要になってくる時期です。
慢性期は皮膚のバリア機能を回復させていく時期に入ります。
体の体質に応じて、体の力を回復させる漢方薬を入れながら、痒みのコントロールをしていきます。全体的にカサ
カサと乾燥している皮膚状態は慢性期に見られます。 これからが大切な時期になります。
ここで漢方の服用をやめてしまうと、再び悪化してしまう皮膚状態です。
皮膚のバリア機能を回復させ、体質に応じて体の力を回復させる漢方薬を入れながら痒みのコントロールをする
ことが大切です。外用薬がこの段階から変わります。
皮膚のバリア機能が完全に回復した肌を目指して
皮膚の光沢が有り、乾燥していない状態になれば、完治といって良いでしょう。
この段階までしっかりと回復させましょう。
赤ちゃんの皮膚を守る
食事指導と漢方薬
- 生後すぐの乳児湿疹
- 生後半年からの皮膚炎や痒み
- 三歳からの皮膚炎
赤ちゃんの肌はお母さんの食事次第
授乳中の赤ちゃんに湿疹が出ているお母さんの食事指導をさせて頂いております。
痒みや赤みに軟膏の漢方薬を処方しております。
皮膚の炎症は、東洋医学では胃腸の働きが悪くなっている状態をさします。
授乳中のお母様のお食事内容によって、赤ちゃんの肌の状態が変わります。
離乳食が始まってから出てくる皮膚炎は、離乳食の進め方を相談させていただきます。
三歳からの皮膚炎も同様に、食事の指導から始めます。
お子様の肌はなるべく早く治してあげましょう。ステロイドからの離脱を目指します。
アレルギーの改善
気管支炎・気管支喘息・慢性気管支炎
2歳未満の「小児ぜんそく」の方にも使える漢方薬をご用意しております。
喘息の誘発誘因は、アレルギー型、風邪等様々な原因があります。
急性期には、ステロイドの吸引や気管支拡張剤を用いて早く炎症反応をしずめなければ 気道がせまくなり呼吸困難に陥ります。
漢方薬の喘息へのアプローチは急性期・慢性期に分類されます。東洋の森での喘息アプローチは西洋医学とうまく併用しながら、喘息発作の回数を減らしていく事を目的としております。 喘息が軽減した時、あるいは喘息症状が落ち着いている時に体質改善して
発作が出にくい体を作る事を目指しております。
急性期の症状が落ち着いたら、次は体力回復の漢方に切り替えましょう。
ここで風邪を引いてしまうと、気管支の炎症が再発します。なるべく風邪を引かないように心がけましょう。アレルギー体質で気管支喘息になりやすい方は、皮膚炎のアレルギーの漢方をご覧ください。風邪をすぐ引いてしまう方は免疫が落ちている可能性があります。漢方薬で虚弱体質を改善すると、気管支炎・気管支喘息の発症頻度が減る可能性があります。
免疫力チェックリスト
3つ以上チェックが付く方は、免疫力が弱っている可能性があります。