東洋の森ブログ

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インフルエンザと不妊治療・不妊鍼灸

今年は3年ぶりにインフルエンザが猛威を奮っております。

インフルエンザは、東洋医学的には寒に傷られる(かんにやぶられる)と書いて傷寒(しょうかん)と呼びます。

寒い季節に流行るのがよく分かりますね。

寒に傷られる事が意味するのは、寒さが激しく治癒した後、深い血流の滞り・体力の消耗が進む事を意味します。

上記の事からインフルエンザ罹患後で不妊治療を希望されておられる方は、早急に対応しないといけない事が想像に難しくないと思います。

インフルエンザと言えば、漢方薬では麻黄湯を処方される先生方も多いと思います。

麻黄湯は強力な悪寒を取り除く漢方薬になります。

体力に自信のない方は、麻黄湯よりも穏やかな葛根湯や元々冷え性をお持ちの方は、桂枝湯+藿香正気散、又は参蘇飲+藿香正気散に体力回復の漢方薬を合わせるのが良いと思います。

罹患中はなかなか漢方を相談できる先生を探す事が難しい場合もあります。普段お世話になっていないと、インフルエンザの時だけ診るのは実は結構難しいのです。

元々の体質を考えて、喉にくる方・熱にくる方・食欲が落ちてしまう方等様々な事を考えて、次の一手を考えて漢方薬を処方してくださる先生が漢方の上手な先生ですので、初めてでインフルエンザの相談を受けるのは難しく頭を悩ませます。当院では、一先ず体力回復を入れながら、様子を見てこまめに公式LINEに症状を送って頂き、症状が変わればその都度漢方薬を送る形を取っております。

話は外れてしまいましたが、

不妊治療・不妊鍼灸では、この傷寒でダメージを受けた血流と体力回復が非常に重要となります。

血流が悪いと卵子の質が下がりますし、着床率も低下します。

体力が消耗されますと、着床しても妊娠を維持する力が困難になります。

罹患するのは、仕方がないにせよ

次の一手が重要です。

院長 足立

不妊鍼灸とコロナ後遺症

不妊治療・不妊鍼灸とコロナ後遺症は、関係がない様に見えて深く関係があります。

コロナ後遺症の症状として

・全身の倦怠感、疲労感

・嗅覚、味覚障害

・脱毛

・咳

・睡眠障害

・記憶障害

等が挙げられます。

次に各症状と不妊治療・不妊鍼灸との関係をお伝えさせて頂きます。

①全身の倦怠感・疲労感はコロナ罹患により体の体力が奪われた状態です。東洋医学的に気虚が進んだ状態と言えます。気虚が進むと卵子の質がさがります。

気虚は体のエネルギーの生産が落ちますので、ミトコンドリアの動きが不活性化となります。

②嗅覚・味覚障害は、末梢の血流が悪くなっている表れです。末梢の血流悪化は、全身に影響を及ぼします。

③脱毛は、瘀血状態である事を意味します。

コロナウィルスはスパイクタンパクにより血流障害を引き起こす事が分かってきております。

脱毛症状は、正に血流悪化の表れですし、

脱毛がなくても、コロナに罹患された患者様は血流が1段階悪くなられている印象です。

血流悪化は、卵子の質や着床に影響しますので早めの対策が必要です。

④咳

長引く咳により、腹圧がかかりますので、着床期は要注意です。

⑤睡眠障害・記憶障害

FSHが高くなりやすい方で睡眠障害・記憶障害になられている方は早めの対策が必要です。

ブレインフォグの状態が考えられます。

頭部の血流改善を集中的に鍼灸で行うと、早くに改善傾向が診られる患者様が多数おられます。

コロナ後遺症でご不安な方は

院長と一対一で相談できる

無料相談を公式LINEから受け付けておりますので、ご活用下さい。

院長足立

発熱後長引く咳に漢方薬

全国的に咳や喘息の漢方薬が品薄になっております。

当院の咳の漢方薬処方を解説いたしますので、手元にお持ちの方は活用して頂けましたら幸いです。

良い漢方薬も体の時期が違えば、全く効果を発揮しません。それは、むしろ勿体ない使い方になってしまいますので避けて頂きたい所です。

それでは、解説いたします。

発熱が長く続いたり、高熱が出た後は体が消耗しますから

麻黄の生薬が入っているものは、なるべく控えるようにしましょう。
喘息のひどい時は、エフェドリンの効果で麻黄がよく効きます。この時は、体力回復の生薬も入れる事を忘れずに麻杏甘石湯などの漢方薬が大変良く効きます。麻黄製剤を服用すると頻脈になる方は、生脈散や麦味散の体力回復の漢方薬と一緒に服用する事を覚えておいてください。

空咳が続く方は、通常の風邪でしたら麦門冬湯が良いですが、高熱や発熱が続いた後はなかなかこれでは治りません。

消炎作用の入っている竹葉石膏湯が大変良いと思います。

これは、体力回復の人参に消耗を潤す麦門冬がしっかりと入っている所に、清熱作用の竹葉と石膏が組み合わさった非常に使いやすい漢方薬です。痰が多い方は蘇子降気湯になります。

滋陰降火湯は、乾いた咳に使えますが、久病の方によく使います。

発熱後という事を考えると私は、竹葉石膏湯の方をよくお出ししている感じです。

参考になれば、幸いです。

院長 足立

不妊鍼灸に毛細血管測定という新提案     

ID管理で毛細血管の変化を比較できる ”世界初の”毛細血管解析システムを導入

不妊鍼灸、不妊治療にご自身の血流を可視化

ID管理で毛細血管の変化を比較できる ”世界初の”毛細血管解析システムCAS

不妊治療になかなか結果が出難い方は、

ご自身の弱点を分析することからはじめます。不妊鍼灸は、患者様それぞれに合った体質改善を行う事が、【卵子の質を改善させ】妊娠しやすい体へと改善します。

現在のご自身の血流の様子をリアルタイムで確認して頂けます。

古来から伝わる脈診にて体を分析

不妊治療では、体の体質に応じた鍼灸治療をしなくては効果が低いです。

例えば、体力がしっかりしている方の血流の停滞と、虚弱な方の血流の停滞ではアプローチの方法を変えなければいけません。
前者では、針治療が向いていますし、
後者では、灸治療が向いています。

脈診によりお体の体質をしっかり分析した上で、不妊鍼灸を行うことにより効果を最大限発揮します。

脈診には、流派があります。

当院では、日本伝統鍼灸の系統である経絡治療の脈診を行なっております。

痛みのない不妊鍼灸

鍼灸と一言で言いますが、針は、深く刺すと体力を奪う性質があります。不妊治療は周期に応じた体力回復が求められますので当院では、電気針(針を深く刺す必要があります)や深い針は行いません。
灸は、簡単な置くタイプの灸(例:台座灸)や電子温灸器はリラクゼーションには向いていますが不妊治療という高度な治療が必要とされる分野では力不足だと考えています。その為、卓越した技術により「もぐさ」を1mmの円錐形に撚り灸の効果を患者様ごとに異なる治療ポイントに浸透させる灸治療をしています。

卵巣機能低下を改善

卵巣機能が低下する年齢の方は、十人十色の不妊治療が求められます。

患者様に寄り添い、

『不妊治療の最高の伴走者として、喜んで頂けると自負しております』

お体の現状把握や基礎体温・血液検査・毛細血管測定を分析し今後
のスケジュールを提案致します。

東洋の森では以下の高齢不妊の患者様の治療を得意としております。

  • ◆排卵誘発剤を使っても卵胞が育ちにくい
  • ◆FSH高値でE2値低値
  • ◆内膜が厚くなりにくい
  • ◆生理の周期が短くなる又は遅くなる
  • ◆排卵までの日数が10日未満
  • ◆採卵後胚盤胞まで育ちにくい
  • ◆AMHが低い
  • ◆黄体機能不全
  • ◆初期流産を繰り返してしまう
  • 上記でお困りの方は、先ずは無料相談にお越しいただきお体の状況把握が大事になってきます。
    闇雲に採卵を繰り返しても、年齢やAMHに沿った確率でしか妊娠できません。
    ご自身の体が変わる事で、病院の治療が最大限発揮できるようにサポート致します。

不妊治療PRP療法最前線

不妊治療卵巣再生医療であるPRP療法の最新情報をお伝えさせて頂きます。

当院の患者様で、2022年5月12日に足立病院さんでPRP療法を受けられました。

通常は、PRP療法の効果は、1か月以降から出てくると言われていますが、想定よりも早く結果が出始めておられます。

ご報告を頂きましたのが、PRPを受けて1週間後の診察内容となります。

以下原文となります。

〈卵胞無事育って、E2もよい値だそうで、21日に人工受精になりました。 卵胞 15.8mm(左) E2 143pg/mL PRPすごいですね〉

卵胞の大きさとE2バランスも良いですから空胞ではないと推察されます。

PRP療法を検討されている方に朗報ですね。

不妊治療を頑張っておられる方の為に、PRPの結果をホームページに記載する事を快諾して頂きありがとうございました。

※無断転用禁止

 

不妊治療PRP療法と鍼灸治療

不妊治療PRP療法(多血小板血漿)を卵巣への処置された患者様が当院で3名となりました。(2022年5月12日現在)

卵巣にPRP療法を行うと早発卵巣不全、卵巣機能低下を改善できる可能性があります。


京都では2022年3月から足立病院不妊治療センターでPRP療法を開始されましたので、当院の患者様は3名とも足立病院で受けられておられます。

卵巣機能改善の結果が出るのは、治療を受けてから1ヶ月以降のようですが、
一名の患者様は、一ヶ月以内の採卵でも採卵時の卵胞の数が増えた方がおられました。

全国の不妊治療クリニックでは、AMHの値が上昇・FSH E2値が安定する等の結果が報告されています。

40歳以上で採卵の個数が取れない方には朗報な治療法ですね。

当院では、卵巣機能低下された患者様で体外授精を検討されておられる方にはお勧めしております。

卵胞の数が増えても卵子の質は良くなりませんので、ここは東洋医学の分野だと考えております。

卵子の質改善は、体の力ですので、しっかりとした体力回復(運動での体力回復の意味ではありません)を行い採卵に向けて準備をさせて頂いております。

妊活中、歯周病の影響・高温期に歯茎の「腫れ」「痛み」赤ちゃんの影響は?

妊活中にしっかりと口腔ケアをしていただく事は重要だと考えております。

昨今、歯周病のリスクが周知される様になってきました。

妊娠中は、歯周病ケアの漢方薬を使用することができませんので妊活中からの対策が必要です。

歯周病が引き起こす、歯肉炎は早産、低体重児リスクが7倍に上がる事が報告されています。

※引用:NPO法人日本臨床歯周病学会

妊活中からしっかりと、ケアしていきましょう。

意外と知られていないのが、隠れ歯周病です。
高温期になると、「歯が浮いた感じになる」「歯茎が痛くなる」方が隠れ歯周病です。

高温期に腎陰の力が不足している方がほてりが強くなりますので歯茎に症状が出ることがあります。

体の一種のサインです。

このサインを見落とす事なく、腎陰の力が回復されることでほてりの症状も改善され

結果として妊娠へとつながります。

漢方薬で歯のケアの効果効能がある医薬品として認められている配合を見ますと

まさに、体の陰を補って歯の炎症をとる清熱作用のある生薬が配合されています。

東洋医学は奥深いので、面白いですね。