東洋の森ブログ

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元気不足の家庭薬膳 長芋と肉団子のスープ煮

妊娠初期・不妊治療

体外精移植の方にオススメ!

体力が低下する梅雨にぴったりの家庭薬膳を紹介いたします。

劉伶先生の家庭薬膳vol.1

【元気不足の気虚タイプにおすすめ】

「長芋と肉団子のスープ煮」

長芋は、胃腸の働きを高め、気を補い、体力を養います。

長芋 平性/甘味 消化促進、疲労回復、滋養強壮など

長芋は、五臓の「脾・肺・腎」3つの臓器の気(エネルギー)・陰(潤い)を養う、食の養生に適した食材です。胃腸の働きを高め、気を補う作用にすぐれています。元気の不足した気虚タイプの方は常に意識して摂りたい食材の一つです。
このほか、体に必要な潤いである津液(しんえき)を生み、肺を潤し、慢性の咳や喘息などの症状を改善します。また、加齢とともに不足しがちな腎を補い、尿漏れなどを改善する働きもあります。
ただし、生食は、過食で胃もたれしている時や、お腹が張っている時、体質が痰湿タイプの方は控え目にしてください。

長芋と肉団子のスープ煮
RECIPE

元気不足の気虚タイプは、気血を生み出す胃腸の働きが弱いので、まずは、胃腸の働きを高めることが大切です。胃腸は冷たい環境や水分過多の環境に弱いので、生ものや多量の冷たいものの飲食はできるだけ控え目にしましょう。
今回ご紹介するのは、中国の家庭で良く食べられている長芋料理で、気を補う作用のある長芋、にんじん、豚ひき肉、鶏ひき肉、卵、胃腸を温める長ねぎやしょうがを使いスープで煮込みました。このメニューは、気を補う基本食材となる白米のご飯にもよく合います。

調理時間50分

材料
【4人分】
豚ひき肉……………………………150g
鶏ひき肉……………………………150g
A 卵…………………………………2個
   長ねぎ(みじん切り)…………5cm
   しょうが(みじん切り)………1/2かけ
   酒…………………………………大さじ2
   しょうゆ…………………………大さじ2
   鶏ガラスープの素………………小さじ2
   塩…………………………………少々
サラダ油……………………………大さじ1
長芋…………………………………400g
にんじん……………………………1本
水……………………………………4カップ
B 酒…………………………………大さじ2
   しょうゆ…………………………大さじ4
   鶏ガラスープの素………………大さじ1
   砂糖………………………………大さじ1と1/2
   塩…………………………………少々
長ねぎ(青い部分)………………5cm
お麩(小ぶりの丸いもの)………適量

COOKING

  1. 1ボウルに豚ひき肉と鶏ひき肉を入れ、水(分量外)を少量加え、とろみが出るまで同じ方向に混ぜる。
  2. 2ボウルにAを加え、粘りが出てとろとろの状態になるまで同じ方向によく混ぜる。12等分して団子状にする。
  3. 3フライパンに油をひき熱し、②を入れ中火で両面に焼き色をつける。
  4. 4鍋に水を入れて沸かし、Bの調味料を加え、皮をむき乱切りにした長芋と③を入れてアクを取りながら弱火で20分煮る。
  5. 5皮をむき乱切りにしたにんじんを加え、フタをして弱火で15分煮込む。
  6. 6あらかじめ水で戻しておいたお麩とななめ切りにした長ねぎを鍋に加え2~3分煮込んでできあがり。

料理のポイント

  • point!長芋のほか、山芋でも作れます。

 

 

中医学情報サイトクッキングより