東洋の森ブログ

東洋の森ブログ

不妊鍼灸

夏に成功する不妊鍼灸

夏に成功する不妊鍼灸とは

採卵周期に入っておられる方
D10から、一日15分〜30分の運動をして
汗をかきましょう。

移植周期の方
冷房の環境下で、有酸素運動をD1から30分して汗を出しましょう。

ホルモン剤が入りますと、体のリンパが停滞します。リンパ対策をしっかりしてください。

水分摂取は、摂りすぎに注意しましょう。

水分を取りすぎるとむくみますし、

取らないと、熱中症になります。

ポイントは、

【飲んで、汗で出す】

※冷房下での環境

妊活BMI

患者様からのご相談

BMIが低くて上げられない!
BMIが引くて妊娠しにくい!

体重を落とすことも大変ですが、
痩せ型の方が、増やす事はもっと大変です。

痩せ型の方は胃腸が弱い方が多いので、
頑張って食べると、下痢をします。
高タンパクな物だと、胃もたれとなります。
中医学的な食養生がおすすめです

春の不妊治療を成功させる為に必要な事

暖かな季節になりました。
木の芽やお花が咲き始め、陽気が活発になって参りました。

春の季節は、のぼせ・風邪(ふうじゃと呼び、発熱などの風邪ではありません)花粉症・アレルギーを考慮して不妊治療に臨まなければ、うまくいかない事が多いです。

【のぼせ】

のぼせと聞くと、更年期のホットフラッシュを想像される方も多いでしょう。

ホットフラッシュは、かなりひどい状態ですのでほとんどの方が、このような症状がなく『のぼせ』状態になっておられます。血液検査の数値では、FSH10以上・E2が低い状態です。体の状態では、夜眠りにくい・夜中の途中覚醒・耳鳴り・眩暈・自律神経の乱れが該当します。

【風邪】

春は吹いている風が強く、冷たい風の影響で、冷えが体内に留まり血流を停滞させます。

この春の時期の血流停滞は、去風薬を先に用いてから血流を動かさないと、

いつもの血流改善の不妊鍼灸が効果が出ないことが多いです。

上記の状態の方は、

いつもより肩が凝る・頭痛・コロナ罹患後・インフルエンザ罹患後・神経痛の症状がある・瞼の痙攣・冷える

などの症状が出ます

【花粉症・アレルギー】

花粉や黄砂の影響で体の中がアレルギー状態になりますと、体がシャープに反応してこない事が多いです。
体の代謝を高める対策が必要です。

イラスト引用イスクラ産業

不妊鍼灸とコロナ後遺症

不妊治療・不妊鍼灸とコロナ後遺症は、関係がない様に見えて深く関係があります。

コロナ後遺症の症状として

・全身の倦怠感、疲労感

・嗅覚、味覚障害

・脱毛

・咳

・睡眠障害

・記憶障害

等が挙げられます。

次に各症状と不妊治療・不妊鍼灸との関係をお伝えさせて頂きます。

①全身の倦怠感・疲労感はコロナ罹患により体の体力が奪われた状態です。東洋医学的に気虚が進んだ状態と言えます。気虚が進むと卵子の質がさがります。

気虚は体のエネルギーの生産が落ちますので、ミトコンドリアの動きが不活性化となります。

②嗅覚・味覚障害は、末梢の血流が悪くなっている表れです。末梢の血流悪化は、全身に影響を及ぼします。

③脱毛は、瘀血状態である事を意味します。

コロナウィルスはスパイクタンパクにより血流障害を引き起こす事が分かってきております。

脱毛症状は、正に血流悪化の表れですし、

脱毛がなくても、コロナに罹患された患者様は血流が1段階悪くなられている印象です。

血流悪化は、卵子の質や着床に影響しますので早めの対策が必要です。

④咳

長引く咳により、腹圧がかかりますので、着床期は要注意です。

⑤睡眠障害・記憶障害

FSHが高くなりやすい方で睡眠障害・記憶障害になられている方は早めの対策が必要です。

ブレインフォグの状態が考えられます。

頭部の血流改善を集中的に鍼灸で行うと、早くに改善傾向が診られる患者様が多数おられます。

コロナ後遺症でご不安な方は

院長と一対一で相談できる

無料相談を公式LINEから受け付けておりますので、ご活用下さい。

院長足立

古来から伝わる脈診にて体を分析

不妊治療では、体の体質に応じた鍼灸治療をしなくては効果が低いです。

例えば、体力がしっかりしている方の血流の停滞と、虚弱な方の血流の停滞ではアプローチの方法を変えなければいけません。
前者では、針治療が向いていますし、
後者では、灸治療が向いています。

脈診によりお体の体質をしっかり分析した上で、不妊鍼灸を行うことにより効果を最大限発揮します。

脈診には、流派があります。

当院では、日本伝統鍼灸の系統である経絡治療の脈診を行なっております。

卵巣機能低下を改善

卵巣機能が低下する年齢の方は、十人十色の不妊治療が求められます。

患者様に寄り添い、

『不妊治療の最高の伴走者として、喜んで頂けると自負しております』

お体の現状把握や基礎体温・血液検査・毛細血管測定を分析し今後
のスケジュールを提案致します。

東洋の森では以下の高齢不妊の患者様の治療を得意としております。

  • ◆排卵誘発剤を使っても卵胞が育ちにくい
  • ◆FSH高値でE2値低値
  • ◆内膜が厚くなりにくい
  • ◆生理の周期が短くなる又は遅くなる
  • ◆排卵までの日数が10日未満
  • ◆採卵後胚盤胞まで育ちにくい
  • ◆AMHが低い
  • ◆黄体機能不全
  • ◆初期流産を繰り返してしまう
  • 上記でお困りの方は、先ずは無料相談にお越しいただきお体の状況把握が大事になってきます。
    闇雲に採卵を繰り返しても、年齢やAMHに沿った確率でしか妊娠できません。
    ご自身の体が変わる事で、病院の治療が最大限発揮できるようにサポート致します。

不妊鍼灸の方に必要な、細胞老化の仕組み

細胞老化とミトコンドリアエネルギー生産に関する研究を神戸大学バイオシグナル研究所センター長野太輝・鎌田真司教授の研究チームが発表し「Molecular Biology of the Cell」に掲載されている内容を以下に抜粋しております。

体が老化する仕組みは完全には分かっていないが、体を作っている細胞の老化が一因である事が明らかになっている。

細胞は分裂を繰り返すたびに染色体の末端部にあるテロメアが短くなっていき、ある一定をこえると「細胞老化」が始まります。

(ポイント)

  • 老化した細胞の蓄積は体の老化の原因となり、これを抑えることで加齢性疾患の予防や治療ができることがマウスの実験で証明されている
  • 研究グループは細胞が老化ストレスに反応してビタミンB2を取り込む能力を高めることで、老化状態に陥るのを防ぐ現象を見つけた。
  • ビタミンB2はエネルギー産生に働くミトコンドリアを活性化することで細胞老化を抑制していた。

神戸大学より引用

ビタミンB2は身近にある食材が多く、取り入れやすいので

不妊鍼灸に来ていただいている患者様は、積極的に摂取して頂きたいですね。

院長 足立

不妊鍼灸の体質改善として今月の漢方の知恵袋を解説

漢方の知恵袋「寒暖差に負けないカラダづくり」を不妊鍼灸の体質改善として解説してみます。

総論
寒暖差のダメージを受けやすいのは「気血不足」体質

寒暖差の大きい秋は、体温調整を担う自律神経が過剰に働き、バランスを崩しやすいです。

その時に出てくくる症状は、疲労感・胃腸不調・頭痛・めまい等があげられます。

中医学では、こうした秋の不調の背景には体の気血不足があると考えます。

不妊鍼灸におきまして、秋は妊娠率も上がる重要な時期と考えております。
但し、この時期の養生を怠ってしまうと、冬の冷えにつながり妊娠し難い「冷えの体質」の定着となってしまいます。

漢方の知恵袋を通じて、季節の養生法をしり、妊活に役立てて頂けたらと思います。
ポイントは、体のサインです。

次からは、体質別の養生法となりますので体のサインが多い所を中心にチェックしてください。

【気になる症状】

疲労感・倦怠感・息切れ・風邪をひきやすい・汗が出やすい・動機・めまい・不眠・不安感・冷え・抜け毛・食欲不振・軟便又は下痢・高温期が続かない

【食養生】

胃腸を整え気血を補う

・大豆製品・米・山芋・にんじん・ほうれん草・かぼちゃ・キノコ類・なつめ・ぶどう・りんご・鶏肉・鮭・鯛・白身魚

【気になる症状】

冷えのぼせ・痛みの症状(頭痛・胸痛・生理痛・胃痛)めまい・物忘れ・足がつりやすい・しびれ・しみができやすい・PMS

【食養生】

辛味・黒色・海藻類で血流をスムーズに

黒豆・なす・あずき・玉ねぎ・にんにく・ねぎ・らっきょう・うこん・紅花・海藻類・山査子・酢・青魚・納豆

【気になる症状】

イライラ・怒りっぽい・情緒不安定・胸が苦しい・不眠・悪夢・頭痛・めまい・月経周期で抑鬱がでる

【食養生】

香りや酸味で気の巡りを整える

しそ・みかんのかわ・マイマイ花・菊花・カモミール・ミント・ジャスミン・トマト・ガジュツ

【気になる症状】

卵胞の発育が悪い・40歳以上の方・FSHが高い・強い冷え・腰痛・腰の冷え・耳鳴り・抜け毛・白髪・むくみやすい・夜間頻尿

【食養生】

黒色・温性食材で腎を元気に

・枸杞の実・クルミ・黒豆・黒ゴマ・栗・キノコ類・スッポン・エビ・レイシ・ろくじょう

いかがでしたでしょうか。

しっかりと養生を取り組んでいただき、一人でも多くの方のご妊娠につながればと思います。

※日本中医薬研究会発行のVol.166 引用

不妊鍼灸の通院頻度はどのくらい?

不妊鍼灸に通院する頻度がどのくらいか鍼灸院を選ぶ際、しっかりと確認しましょう。

通院頻度は月経周期と深く関係します。

当院では、

京都府・滋賀県・奈良県在住の患者様は、1週間に一度の通院が90%

大阪府・兵庫県・福井県在住の患者様は、2週間に1度の来院が100%

関東圏の患者様は、3ヶ月に1度の来院が60%、zoom相談のみ40%

1週間に1度の不妊鍼灸で可能な事

①月経期は子宮内膜のお掃除の期間

②卵胞期は卵巣が卵胞を育てる期間

③排卵期は着床に向けて準備する期間

④高温期は妊娠への準備期間

全ての周期を不妊鍼灸治療をする事により基礎体温が整います。

2週間に1度の患者様は、上記の周期をつくる為に漢方アプローチをさせて頂きます。

残暑は妊娠率が下がる⁉️それ本当なの?

夏は普通に過ごしているだけで
暑さで体力を消耗しています。

夏の疲れをしっかりとケアして
妊娠率をUPさせましょう😌🍀

体を潤す薬膳食材がおすすめです。

【消耗した、体力を回復させる食材】
【呼吸器が弱いタイプ】
梨、ビワ、桑葉茶,菊花茶🍐

【皮膚が弱い・不眠タイプ】
ダンデリオン・鳩麦・きゅうり🥒

【胃腸が弱いタイプ】
サンザニク・とうもろこし・緑豆🌽

【ストレスタイプ】
セロリ・マイカイカ・ジャスミン🌼