初期の動脈硬化は改善可能です。
動脈硬化と漢方薬についてお話させて頂きます。
循環が悪い血管は年々固くなっていき、動脈硬化を起こしてきます。
一度動脈硬化が進むと、もう元には戻らないとおもっていませんか?
今回は、動脈硬化の測定値がレッドゾーンに入っておられる患者様が
漢方薬服用後、5年前の検査の数値よりも改善した例をご紹介させて頂きます。
動脈硬化は2~3年でいきなり悪くなるわけではないです。
長年血流が悪い状態(瘀血)が続きますと、まずは末端の毛細血管の循環が悪くなり
次に太い血管の動脈硬化が起こってきます。
漢方では、まず毛細血管の流れを良くする事を第一に考えます。
飲み始めて1週間ほどで末端の毛細血管の画像が変わってきます。
良い状態を維持する事で太い血管の循環が良くなり動脈硬化を改善していきます。
今回は70歳の患者様の動脈硬化測定値を参考にします。
2015年 動脈の硬さ8.8と8.5が年々上がっていき
危険な赤のラインに入っています。
2017年は9.4と9・2まで上がっています。
この時から、血流改善の冠元顆粒と体力回復の麦味散顆粒を飲んで頂きました
冠元顆粒の注意点としまして、冠元単体で使う事は控えて下さい。
必ず体を補う補剤と併せて飲んで下さい。
冠元に含まれているタンジンにも注目ですね。
冠元は活血薬ですので単体で使用しますと空回りする場合がございます。
上記の通り、動脈硬化の初期でしたら注意が必要な範囲まで回復し、
血管のつまりに関しては完全に正常範囲になりました。
また、一年後の結果が楽しみです。
体のアンチエイジングとはこの事ですね。
院長 足立