東洋の森ブログ

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今月早くもご妊娠4人目

今月早くも4人目の患者様がご妊娠されました。

※10月12日現在

気候もよくなり、御妊娠される患者様が増えて参りました。

夏にしっかりと養生された患者様がしっかりと結果を出しておられます。

 

体質改善して、基礎体温を整える事は、すぐにはできません。。。

 

焦らず、一歩一歩前に進んで行きましょう。

御妊娠年代別

30代 通院歴 3か月

40代 通院歴 12か月

30代 通院歴 6か月

30代 通院歴 11か月

 

40代女性は排卵障害からの御妊娠でした。

体外授精を何回もされていましたが、AIHでの御妊娠でした。

 

院長 足立

不妊鍼灸に針or灸どちらが効果ある?

不妊治療に針or灸どちらが効果あるの

針と言えば、痛いかな、、、

お灸の方が気持ち良さそうだけど、針の方が効果があるのかな、、、

色々ご質問いただきますので、回答させていただきます。

結論から申し上げますと、

『針は筋肉アプローチに優れております』

『灸は体質改善に優れております』

 

針で不妊治療をされている院があるのでは?

と思われてる方もおられるかもしれませんので補足させていただきます。

針のメリット

針は元々筋肉のアプローチや血の滞り(瘀血)の治療に優れています。

体力低下の方や、高温期が短い、途中で陥落してしまう体力不足の方には不向きです。

一方、子宮筋腫・内膜症などの疾患は瘀血が原因ですから針は効果あります。

 

針のデメリット

針のみで治療をすると、深く刺さないと効果が出にくいツボがあり、痛みが伴いやすく

リスクが高い

 

灸のメリット

一昔まえに流行った灸とは異なり、米粒大の大きさにもぐさを捻り

血流改善や体力回復ができます。患者様も心地よく安心して施術を受けていただけます。

患者様の体質や体力に合わせて、もぐさの大きさを捻る事ができる。

灸デメリット

市販されている、貼るタイプの灸は調整が効きにくいので不妊治療には不向きです。

肩こり程度にして頂くのは大丈夫です。

体質改善を貼るタイプの灸のみで行う事は出来ません。

しかし、当院では不妊鍼灸後、ご自宅での養生として貼るタイプの灸を無料でお渡ししています。

院長が周期によりツボを変えて行きますので、印が消えないようにしてください。

万が一消えてしまった場合は、印をつけにご来院いただくか、中止してください。

 

以上のことから、当院では、灸を主体とした治療になっており、

必要の場合は針をさせていただいております。

 

院長 足立

繰り返す初期流産を防ぐには?

繰り返す初期流産を防ぐには❓

生命が遺伝的に育たない場合は無理ですが、、、 体の問題も深く関わっています。

ここで、重要になってくるのが基礎体温です。

 

ホルモン補充なしでも、継続できるくらいの体の力をつけましょう。

「補腎」「養血」「活血」がポイントです。

東洋医学用語で少し難しいので解説します。

「補腎」とは、体の力をイメージしてください。

低温期は、体温を下げないといけないので「腎」の力の中でも「陰」の方の力が必要です。

これが低下してくると、のぼせてきます。

更年期のホットフラッシュのような状態です。

高温期は、体温をあげないといけないので「腎」の力の中でも「陽」の力が必要です。

これが低下してくると、手足が冷えて高温期が維持できません。

 

これらを総称して、「補腎」の力と呼びます。

 

初期の流産を防ぐには、一つに補腎の力がしっかりあるかどうかが関係します。

これを見極める為に、基礎体温が重要になってきます。

しっかりと、基礎体温が整ってきた段階でホルモン補充や、バファリンヘパリン注射・バイアスピリンなどを

されると薬の効果も出やすく、初期流産を予防できます。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

妊活について、正しい情報発信をして

少しでも多くの方が御妊娠され、

たくさんの笑顔が見られる事を願っております。

京都新聞マイベストプロ専門家
漢方薬店 東洋の森
鍼灸治療院 東洋の森

院長 足立美穂

卵胞が育たない基礎体温

基礎体温は、体との対話です。
しっかりと耳を傾けてあげましょう

今回は基礎体温の変動が激しいタイプ

このタイプの基礎体温の方は、まず月経期から整えて行きます。

体温が下がっていないといけない時期に、ガタガタですので
症状としては

①卵胞が早く排卵する【周期10日くらい】
②採卵しても胚盤胞まで育たない
③従来のふりかけ方式の体外授精では授精しない
④採卵して授精後多核になり、育たない
④卵胞の育ちがわるい
⑤内膜が薄い
⑥内膜症などの炎症症状が隠れている

等が考えられます。

一番初めの体質改善として
月経期にしっかりと経血を出し切る事に着目しましょう。

月経期は、子宮のお掃除の期間です。
この時期に子宮の周囲を温めてみましゅう。

いつもより、レバー状の塊が出たら
良かった❗️と思って下さい。
2〜3ヶ月で塊は、落ち着きます。

そして、月経期の初日の色が鮮血から始まったら月経期の準備が整った体の合図です😊
移植周期で急いでおられる方には
月経期
婦宝当帰膠+冠元顆粒

がオススメです。

 

ホームページに
不妊の東洋医学的アプローチのみならず、西洋医学治療の最新の情報を更新しておりますので、お役立て下さい。

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正しい体質改善→最短の御妊娠

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院長足立 美穂

体が整っていない基礎体温

高温期に移行期間が長すぎる場合

この基礎体温を見た場合、なんとなく二層に分かれていていいんじゃないか❓
と思われる方がおられるかもしれません。

ですが、これはダメです。 ・排卵がスムーズに起こっていない
・LHサージが不十分
これは、卵巣周囲の微小循環が悪化している基礎体温です。 「私は移植待ちだから大丈夫。」
「私は採卵待ちだから大丈夫。」 と安心してはいけません。

基礎体温が整っていないのに、いい卵胞・きれな内膜はできません。

月経10日目から
体質により異なりますが
補中丸or逍遥丸

がオススメです。

 

遠方の患者様へ漢方の無料発送

遠方の患者様へ 遠方の方には以下の2つのコースをご案内させていただきます。

1 当院へ、一度御来院される方
脈診・舌診・腹診・基礎体温・血管測定から現状を判断。

漢方薬と、御自宅でできるお灸のツボを印。当院にて鍼灸治療 後、御自宅に変えられてからは、

メール・お電話・Skype等で 御妊娠をサポート

メリット

灸と漢方薬を組み合わせる事で、漢方薬のみより早く結果がで やすい。

血管測定により、ご自身の毛細血管の様子がリアルタ イムで見える御自宅に戻られても、

院長に直接相談できる

漢方薬目安 1万5千円~2万5千円 1ヶ月 御自宅灸 2千円~3千円 配送無料

2 メール・お電話・Skype等で無料相談

基礎体温表・舌の画像・病院の検査結果をお伝え頂き、総合的 に診断します。

こちらは、漢方薬のみのご案内となります。
メリット

忙しい方で当院にお越し頂かなくても、院長と直接ご相談がで きる
漢方薬目安 2~3万円 一ヶ月間 配送無料

オンライン予約はこちら

初期の動脈硬化は改善できます

初期の動脈硬化は改善可能です。

動脈硬化と漢方薬についてお話させて頂きます。

循環が悪い血管は年々固くなっていき、動脈硬化を起こしてきます。

一度動脈硬化が進むと、もう元には戻らないとおもっていませんか?

 

今回は、動脈硬化の測定値がレッドゾーンに入っておられる患者様が

漢方薬服用後、5年前の検査の数値よりも改善した例をご紹介させて頂きます。

 

動脈硬化は2~3年でいきなり悪くなるわけではないです。

長年血流が悪い状態(瘀血)が続きますと、まずは末端の毛細血管の循環が悪くなり

次に太い血管の動脈硬化が起こってきます。

 

漢方では、まず毛細血管の流れを良くする事を第一に考えます。

飲み始めて1週間ほどで末端の毛細血管の画像が変わってきます。

 

良い状態を維持する事で太い血管の循環が良くなり動脈硬化を改善していきます。

今回は70歳の患者様の動脈硬化測定値を参考にします。

 

2015年 動脈の硬さ8.8と8.5が年々上がっていき

危険な赤のラインに入っています。

2017年は9.4と9・2まで上がっています。

この時から、血流改善の冠元顆粒と体力回復の麦味散顆粒を飲んで頂きました

冠元顆粒の注意点としまして、冠元単体で使う事は控えて下さい。

必ず体を補う補剤と併せて飲んで下さい。

 

冠元に含まれているタンジンにも注目ですね。

冠元は活血薬ですので単体で使用しますと空回りする場合がございます。

 

上記の通り、動脈硬化の初期でしたら注意が必要な範囲まで回復し、

血管のつまりに関しては完全に正常範囲になりました。

 

また、一年後の結果が楽しみです。

体のアンチエイジングとはこの事ですね。

 

院長 足立

 

初期の動脈硬化は改善できます

初期の動脈硬化は改善可能です。

動脈硬化と漢方薬についてお話させて頂きます。

循環が悪い血管は年々固くなっていき、動脈硬化を起こしてきます。

一度動脈硬化が進むと、もう元には戻らないとおもっていませんか?

 

今回は、動脈硬化の測定値がレッドゾーンに入っておられる患者様が

漢方薬服用後、5年前の検査の数値よりも改善した例をご紹介させて頂きます。

 

動脈硬化は2~3年でいきなり悪くなるわけではないです。

長年血流が悪い状態(瘀血)が続きますと、まずは末端の毛細血管の循環が悪くなり

次に太い血管の動脈硬化が起こってきます。

 

漢方では、まず毛細血管の流れを良くする事を第一に考えます。

飲み始めて1週間ほどで末端の毛細血管の画像が変わってきます。

 

良い状態を維持する事で太い血管の循環が良くなり動脈硬化を改善していきます。

今回は70歳の患者様の動脈硬化測定値を参考にします。

 

2015年 動脈の硬さ8.8と8.5が年々上がっていき

危険な赤のラインに入っています。

2017年は9.4と9・2まで上がっています。

この時から、血流改善の冠元顆粒と体力回復の麦味散顆粒を飲んで頂きました

冠元顆粒の注意点としまして、冠元単体で使う事は控えて下さい。

必ず体を補う補剤と併せて飲んで下さい。

 

冠元に含まれているタンジンにも注目ですね。

冠元は活血薬ですので単体で使用しますと空回りする場合がございます。

 

上記の通り、動脈硬化の初期でしたら注意が必要な範囲まで回復し、

血管のつまりに関しては完全に正常範囲になりました。

 

また、一年後の結果が楽しみです。

体のアンチエイジングとはこの事ですね。

 

院長 足立

 

不妊と基礎体温

不妊と基礎体温〜その1〜

 

久しぶりにブログ更新ですね^^

最近院内が忙しくて中々更新できていませんでした。

 

さて、不妊治療を行なっている病院ではあまり基礎体温を気にする先生は少ないと思います。

それは、ホルモン補充などで簡単に基礎体温が変化するからです。

 

鍼灸や、漢方薬を使う東洋医学では、基礎体温を重視します。

それは、ご自身の現状を把握する上で課題がしっかりと見えるからです。

例えば、黄体期を維持するためにルトラールを用いたとしても、高温期に途中で基礎体温が落ちてしまう。

といった方がおられるとします。

黄体期(高温期)のベースになっているのは腎の力です。女性は30歳を界に腎の力が下降してきます。

個人差はありますが、この腎の力(腎の中でも腎陽の体を温める力)が弱っていると、ホルモン剤が入っていても

高温期を維持することが困難になります。

 

ひと昔までは、不妊治療の病院では高温期が弱い方はこの時期だけホルモン補充をしていた時期があったようですが、

現在は、低温期からホルモン補充をする方が高温期の維持をしやすいという事から低温期から投薬されています。

鍼灸や漢方でも同じで、黄体機能をしっかりさせるには、高温期だけ治療するのはなかなか効果を上げにくいものです。

月経期からきちんと経血を排出させる事から始まります。

低温期はきちんと体温が下がっていることが大事です。

この時期に体温があがっていますと、質の良い卵が育ちにくいです。

排卵期は体の巡りが滞っていると、体温の上昇までに3日以上の日数を要したり、卵を吸い上げる機能障害(キャッチアップ障害)になりやすいです。

これらをスムーズに移行できて、やっと高温期です。

 

これまで読んで頂いただけでも、なかなか大変だなと思われると思います。

 

基礎体温を整えられてから、ご妊娠されますと流産のリスクも軽減できますし

つわりも少ないです。

 

早い方で2〜3ヶ月で整う患者様も多数おられます。