細胞老化とミトコンドリアエネルギー生産に関する研究を神戸大学バイオシグナル研究所センター長野太輝・鎌田真司教授の研究チームが発表し「Molecular Biology of the Cell」に掲載されている内容を以下に抜粋しております。
体が老化する仕組みは完全には分かっていないが、体を作っている細胞の老化が一因である事が明らかになっている。
細胞は分裂を繰り返すたびに染色体の末端部にあるテロメアが短くなっていき、ある一定をこえると「細胞老化」が始まります。
(ポイント)
- 老化した細胞の蓄積は体の老化の原因となり、これを抑えることで加齢性疾患の予防や治療ができることがマウスの実験で証明されている
- 研究グループは細胞が老化ストレスに反応してビタミンB2を取り込む能力を高めることで、老化状態に陥るのを防ぐ現象を見つけた。
- ビタミンB2はエネルギー産生に働くミトコンドリアを活性化することで細胞老化を抑制していた。
神戸大学より引用
ビタミンB2は身近にある食材が多く、取り入れやすいので
不妊鍼灸に来ていただいている患者様は、積極的に摂取して頂きたいですね。
院長 足立