東洋の森ブログ

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staffのレポート

抗がん剤しびれ 鍼灸

抗がん剤による手足のしびれ感・灼熱感・感覚障害に鍼灸治療を行なっております。

上記の抗がん剤の副作用が酷くなれば、服薬を中止しないといけない方も多いと思います。

目標の投薬クールを終了できず、がん治療を断念しないように鍼灸治療でサポートさせて頂いております。

症状の出ている手や足に直接アプローチはしません。
遠隔部の方から血流改善を促し、副作用軽減をさせて頂きます。

お困りの方は、がん無料相談相談とメールを頂けましたら、
日時をご案内をさせて頂きます。

ご連絡は以下よりお願いいたします。

mai@to-you-no-mori.com

アトピー性皮膚炎・アレルギー赤ちゃんのヨダレは要注意

『よだれ』が多いアトピー性皮膚炎・アレルギーの赤ちゃんは要注意

アトピー性皮膚炎やアレルギーは胃腸と深く関係しております。

胃腸の機能を回復させると、回復傾向に向かいます。

今月号のチャイナビューは唾液過多・ドライマウスのお話です。

赤ちゃんの話は、こちらの内容の応用編となります。

気になる方は、お気軽にご質問下さい。

出典『チャイナビューNo280』

移植後・妊娠中でも使える喉痛の生薬

移植のタイミング・妊娠中でも使える喉の炎症


【金銀花キンギンカ】
基原 スイカズラ科スイカズラのつぼみ

中医薬的効能
清熱解毒、疎風風熱

漢方薬
涼解楽・金レイ感冒散

妊娠中は和漢茶にスイカズラの茎の忍冬の配合が可能です。

2月4日より体が変わります

不妊治療では、冬の間結果が出にくかった方も
冬の対策がきちんと行われていましたら、
体が良い方向に変わり始めるのが2月です。

新しい春が始まります。
2月3日の節分を過ぎると春が芽生えます。

冬の間に養生して蓄えた体の力が徐々に芽吹き始めます。

気温はまだまだ寒いですが、
太陽の日差しが変わります。

これから、徐々にウォーキングで体を立ち上げていきましょう。

皆様に取って希望の芽吹きが出ます様に

不妊鍼灸の方に必要な、細胞老化の仕組み

細胞老化とミトコンドリアエネルギー生産に関する研究を神戸大学バイオシグナル研究所センター長野太輝・鎌田真司教授の研究チームが発表し「Molecular Biology of the Cell」に掲載されている内容を以下に抜粋しております。

体が老化する仕組みは完全には分かっていないが、体を作っている細胞の老化が一因である事が明らかになっている。

細胞は分裂を繰り返すたびに染色体の末端部にあるテロメアが短くなっていき、ある一定をこえると「細胞老化」が始まります。

(ポイント)

  • 老化した細胞の蓄積は体の老化の原因となり、これを抑えることで加齢性疾患の予防や治療ができることがマウスの実験で証明されている
  • 研究グループは細胞が老化ストレスに反応してビタミンB2を取り込む能力を高めることで、老化状態に陥るのを防ぐ現象を見つけた。
  • ビタミンB2はエネルギー産生に働くミトコンドリアを活性化することで細胞老化を抑制していた。

神戸大学より引用

ビタミンB2は身近にある食材が多く、取り入れやすいので

不妊鍼灸に来ていただいている患者様は、積極的に摂取して頂きたいですね。

院長 足立

不妊鍼灸の体質改善として今月の漢方の知恵袋を解説

漢方の知恵袋「寒暖差に負けないカラダづくり」を不妊鍼灸の体質改善として解説してみます。

総論
寒暖差のダメージを受けやすいのは「気血不足」体質

寒暖差の大きい秋は、体温調整を担う自律神経が過剰に働き、バランスを崩しやすいです。

その時に出てくくる症状は、疲労感・胃腸不調・頭痛・めまい等があげられます。

中医学では、こうした秋の不調の背景には体の気血不足があると考えます。

不妊鍼灸におきまして、秋は妊娠率も上がる重要な時期と考えております。
但し、この時期の養生を怠ってしまうと、冬の冷えにつながり妊娠し難い「冷えの体質」の定着となってしまいます。

漢方の知恵袋を通じて、季節の養生法をしり、妊活に役立てて頂けたらと思います。
ポイントは、体のサインです。

次からは、体質別の養生法となりますので体のサインが多い所を中心にチェックしてください。

【気になる症状】

疲労感・倦怠感・息切れ・風邪をひきやすい・汗が出やすい・動機・めまい・不眠・不安感・冷え・抜け毛・食欲不振・軟便又は下痢・高温期が続かない

【食養生】

胃腸を整え気血を補う

・大豆製品・米・山芋・にんじん・ほうれん草・かぼちゃ・キノコ類・なつめ・ぶどう・りんご・鶏肉・鮭・鯛・白身魚

【気になる症状】

冷えのぼせ・痛みの症状(頭痛・胸痛・生理痛・胃痛)めまい・物忘れ・足がつりやすい・しびれ・しみができやすい・PMS

【食養生】

辛味・黒色・海藻類で血流をスムーズに

黒豆・なす・あずき・玉ねぎ・にんにく・ねぎ・らっきょう・うこん・紅花・海藻類・山査子・酢・青魚・納豆

【気になる症状】

イライラ・怒りっぽい・情緒不安定・胸が苦しい・不眠・悪夢・頭痛・めまい・月経周期で抑鬱がでる

【食養生】

香りや酸味で気の巡りを整える

しそ・みかんのかわ・マイマイ花・菊花・カモミール・ミント・ジャスミン・トマト・ガジュツ

【気になる症状】

卵胞の発育が悪い・40歳以上の方・FSHが高い・強い冷え・腰痛・腰の冷え・耳鳴り・抜け毛・白髪・むくみやすい・夜間頻尿

【食養生】

黒色・温性食材で腎を元気に

・枸杞の実・クルミ・黒豆・黒ゴマ・栗・キノコ類・スッポン・エビ・レイシ・ろくじょう

いかがでしたでしょうか。

しっかりと養生を取り組んでいただき、一人でも多くの方のご妊娠につながればと思います。

※日本中医薬研究会発行のVol.166 引用

妊娠初期を乗り越えるには〇〇が必要

結論

妊娠初期は「腎」の力の有無が大事

当院の不妊鍼灸では、『腎』の力の有無を見るのに
基礎体温が大事だとお伝えしております。

腎の力が低下してきますと
下記のような症状がみられます。

・寒気
・手足の冷え
・下痢又は軟便
・ほてり
・眠れない
・夜中の頻尿
・高温期が続かない
・高温期が高すぎる

このような症状がある方は、要注意です!

特に、これから寒くなってくるので
寒気や手足の冷えに気づきにくくなります。

自己判断でそのままにせずに、
少しでも心配な方はご相談くださいね🍀

不妊鍼灸の通院頻度はどのくらい?

不妊鍼灸に通院する頻度がどのくらいか鍼灸院を選ぶ際、しっかりと確認しましょう。

通院頻度は月経周期と深く関係します。

当院では、

京都府・滋賀県・奈良県在住の患者様は、1週間に一度の通院が90%

大阪府・兵庫県・福井県在住の患者様は、2週間に1度の来院が100%

関東圏の患者様は、3ヶ月に1度の来院が60%、zoom相談のみ40%

1週間に1度の不妊鍼灸で可能な事

①月経期は子宮内膜のお掃除の期間

②卵胞期は卵巣が卵胞を育てる期間

③排卵期は着床に向けて準備する期間

④高温期は妊娠への準備期間

全ての周期を不妊鍼灸治療をする事により基礎体温が整います。

2週間に1度の患者様は、上記の周期をつくる為に漢方アプローチをさせて頂きます。

メディカルパーク横浜病院 院長菊地先生の不妊治療公演

当院が所属している日本中医薬研究会主催の不妊症公演会にメディカルパーク横浜院長 菊地先生にお越し頂きました。

公演のテーマ

・最先端の不妊治療

・着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)

・卵子の凍結

・AMHと採卵

・ERA検査

・免疫性不妊

・不妊治療の今後について

様々なテーマで、菊池先生の不妊治療に対する熱い思いを感じ取る事ができました。神奈川にお住まいの患者様は、菊池先生がいらっしゃるので幸せですね。

不妊治療に携わる者として、患者様に最先端の情報と東洋医学の融合を提供できるよう努めて参ります。