先日届きましたけ内田和漢薬さんから
月刊誌『和漢薬』が届きました。
非常に興味深い内容ばかりで大変楽しく拝見致しました。
私が尊敬しております戦国時代に御活躍されました漢方医、曲直瀬道三先生と織田信長、徳川家康のくだりを面白く拝見いたしました。
当時の信長は一番血気盛んで、破竹の勢いがございましたが、体調に気をつけている事が会話から読み取れます。
道三先生は、信長の脈、舌、腹部の硬結から肝の気が高ぶっている(分かりやすく説明しますと交感神経の過緊張になります)のを察知し、戦が近い事を予知された様です。そして肝の気が伸びやかになる様に抑肝散を処方されたそうです。
また、いつも健康な顔色をしている武将に秘訣を問いただし、お灸を毎日百会にしている会話かありました。
百会もまた、交感神経の過緊張を緩める働きがあります。
患者様のお身体や生活環境を察知し、体の変調が出る前に整えられる様務めたいものです。
漢方薬店東洋の森
管理者 足立