不妊施術のこだわり
(症状別アプローチ)

不妊施術

不妊施術の3つのこだわり

基礎体温に
徹底的にこだわる

不妊施術に
鍼灸と漢方相乗効果

症状別に診る
鍼灸と漢方のアプローチ

症状別に診る鍼灸と漢方のアプローチ

症状別コース

周期が長すぎる方

排卵までの日数が長く、高温期が短い傾向にあります。

このタイプの方は、E2の値が低く、卵巣の働きが低下しています。体の力(とくに腎陰の力)をあげることが目的としていきましょう。

周期が短い方

20日~25日程度の方も同じく卵巣の働きが低下して、排卵までの日数が短くなっている腎陰虚タイプになります。このタイプは腎陰虚にのぼせが加わっておりますのでE2の値が低く、FSH高値になりやすいです。頭痛を伴う場合もあります。

腎陰の力を回復させ、のぼせも解消させなければ基礎体温は整いません。

多嚢胞性卵巣症候群

体を温める腎陽の力が低下した為に、体内に余分な水分がたまり卵巣周囲の血流が悪化し、排卵し難い状態です。補腎漢方薬と化痰薬を用いて改善します。

血液検査 FSH<LHの場合、多嚢胞性卵巣症候群が疑われます。

LHサージがなだらかな方

排卵から高温期にかけて体温が急上昇せず、山なりの高温期タイプです。このタイプは排卵痛や排卵出血が出やすく、流れが鬱滞している体質になります。

免疫異常の方

抗精子抗体が陽性・顕微授精をしても授精卵が多核・異常分裂になり育たない方。
漢方薬で免疫を整えます。持病をお持ちの方でも結果を出すことが可能です。

体外授精に向けての方

質の良い卵胞を育てる=採卵して受精後育つ卵胞を育てる

採卵して胚盤胞まで育つ卵胞を育てるには、基礎体温(とくに低温期)が安定している状態が最低3ヶ月は必要となります。
採卵されても育たない、卵胞が空砲の方は採卵の間隔を伸ばされることがオススメしです。
当院に来られるまでに何度も採卵したが、すべて育たなかった40歳以上の患者様が当院に来られて、低温期が落ち着いた段階で採卵され、複数胚盤胞で凍結できた方が多数おられます。
上記の方の中には、基礎体温が整ってから採卵の日程が都合上合わず、人工授精で御妊娠された方もおられます。

子宮筋腫・内膜症・チョコレート嚢胞・子宮線筋症・ピックアップ障害

これらは卵巣の血流が悪い状態が続いたためになります。こちらの疾患をお持ちの方は着床障害とも深く関わってきます。
ピックアップ障害は、排卵痛がある方・内膜症・癒着・炎症がある方がなりやすいです。これは、卵胞を卵管の方にピックアップするが卵管采の動きが悪く、卵管の方へ輸送できない排卵障害の一種です。
ピックアップ障害は、不妊検査では発見が難しく、タイミングや人工授精でなかなか妊娠に至らない方は可能性があります。
東洋医学では、気血の流れが悪く、気滞瘀血(きたいおけつ)タイプがなりやすく排卵痛を伴いやすいです。

黄体機能不全

高温期が9日未満。または途中で体温が陥落する。低温期と高温期の温度差が0.3℃以下。卵胞期後期の子宮内膜厚さが6 ㎜未満。高温相中期のプロゲステロン値が10ng/mL以下の方が黄体機能不全の可能性があります。
東洋医学では、黄体機能不全は体の力(温める力)と密接に関係していると考えられています。その為冷え性の方は根本からの体質改善が必修です。
他にものぼせ体質(頭痛が起こりやすい)の方も要注意です。

着床障害・初期流産と深くかかわっている疾患と鍼灸・漢方アプローチ

着床障害・初期流産は内膜症・チョコレート嚢腫・子宮線筋症・子宮筋腫の状態とも深く関わっています。
子宮内膜に異常が見当たらない、卵胞後期の内膜の厚さが10 ㎜以上あるタイプの方でも着床障害・初期流産になりやすい方はおられます。
子宮筋腫・内膜症・子宮線筋症・子宮ポリープ・チョコレート嚢胞があり、着床障害のお持ちの方は養血(ようけつ)+活血(かっけつ)が必要に。チョコレート嚢胞は着床に関係ない様に思われますが、嚢胞による炎症がきつい場合は着床に影響を及ぼします。

正常な子宮

正常子宮

正常な卵巣

正常卵巣

子宮内膜症について

子宮内膜症

子宮内膜症

子宮内膜症とは

通常子宮の内側にある子宮内膜は、毎月月経のたびに子宮の内側からはがれ落ち、月経血として腟から体の外へ流れ出ていきます。しかし子宮以外の場所で増殖した子宮内膜は、出口がないため、腹腔内にとどまってしまいます。よって病変部位に古い血液が溜まり、炎症や痛みなどが発生するのです。
できやすい場所は、卵管、卵巣、ダグラス窩 などの子宮周囲となります。内膜症の炎症は癒着し易いのが特徴です。

チョコレート嚢腫とは

子宮内膜症の一種です。
子宮内膜の病巣が卵巣内にでき、出血を繰り返すことで卵巣に血液が溜まります。そして体外に排出されることなく溜まり続けた古い血液は、ドロドロの茶色いチョコレート状のものとなり、卵巣を腫れあがらせます。これがチョコレート嚢腫です。進行すると排卵が困難になります。

子宮内膜症の症状

基本的な症状は激しい痛みになります。子宮筋層内に内膜があれば、月経痛、腹膜にあれば下腹部の痛みになり、内膜症のできる場所によって痛みの場所も変動することも。
チョコレート嚢腫の場合、進行すると月経時以外でも腰痛や下腹部痛が起こります。またダグラス窩周辺に癒着があると、性交痛が出ることがあります。

子宮内膜症・チョコレート嚢腫への漢方・鍼灸のアプローチ

基本的に活血化瘀(血流を改善させ、炎症を沈める)を用います。
改善の兆しのポイントは月経痛が軽減です。月経の状態に良い変化してきますと採卵されても育つ卵胞や、移植されても御妊娠への確率が高くなります。

子宮腺筋症について

子宮腺筋症

子宮腺筋症

子宮腺筋症とは

子宮腺筋症は、子宮内膜に類似した組織が子宮筋肉の中にできる病気です。子宮内膜症も子宮内膜が違う場所にできる病気ですが、子宮筋以外の場所にできるものを指します。子宮にできる良性の病気という点では子宮筋腫と似ています。子宮腺筋症の特徴は、病変と正常部分との境界が不鮮明な点です。この点が、子宮筋腫の腫瘍が子宮筋との境界がはっきりしているのとは対照的です。
子宮腺筋症は30代後半から50代にかけて病変が大きくなり、症状が出現してきます。子宮内膜症のように強い月経痛を引きおこしたり、子宮筋腫のように月経量が増加し、貧血になったりすることも。月経時以外の下腹痛・腰痛や出血をおこすこともあります。また子宮腺筋症の患者さんが子宮筋腫、子宮内膜症、不妊症を合併していることもしばしばあります。閉経後に病変は縮小し、症状も消失することがほとんどですが、御妊娠を希望される方には難しい病気の一つです。

薬による治療

基本的に対症療法になります。貧血の場合、鉄剤や止血剤が出ます。貧血が改善して維持できるなら、ホルモン治療や手術は必ずしも必要ありません。月経量が多い場合には、低用量ピルなどを用います。
月経痛や下腹痛の場合も、鎮痛剤で症状が抑えられる場合にはホルモン療法や手術は必ずしも必要ありません。

手術による治療

子宮腺筋症を治す手術は子宮全摘術になります。
妊娠出産の希望がある場合には、子宮を温存する手術として子宮腺筋症の病変のみを摘出する手術は、一般的ではありません。子宮腺筋症のみを切除した後は、子宮破裂や癒着胎盤などの周産期合併症の危険性が高まり易くなります。

子宮腺筋症の漢方・鍼灸アプローチ

基本的に内膜症の施術内容と同じで、基本的に活血化瘀(血流を改善させ、炎症を沈める)を用います。痛みが軽減した時点で、基礎体温がある程度整ってきますので、ご妊娠に向けてのアプローチとなります。
場所や大きさによっては着床障害の原因となり、妊娠した場合も流産のリスクが高くなるので、鍼灸・漢方薬による流産防止のサポートが必要です。

子宮筋腫について

子宮筋腫

子宮筋腫

子宮筋腫とは

子宮筋腫良性の腫瘍です。30歳以上の女性の20~30%にみられます。がん(悪性の腫瘍)ではありませんが、貧血や痛みなどさまざまな症状の原因です。筋腫は卵巣から分泌される女性ホルモンによって大きくなります。閉経すると、逆に小さくなります。複数個できることが多く、数や大きさはさまざまです。大きさやできる場所によって症状が違ってきます。できる場所によって、子宮の内側(粘膜下筋腫)、子宮の筋肉の中(筋層内筋腫)、子宮の外側(漿膜下筋腫)に分けられます。
無症状の場合は治療の必要はありません。治療法には手術と薬があります。手術では子宮全摘術と筋腫だけ取る手術があります。子宮筋腫を根本的に治す薬は、今のところありませんが、薬で子宮筋腫を小さくし、出血や疼痛などの症状を軽くすることも可能です。

薬の治療には、月経を止める治療(偽閉経療法)が行われます。治療薬には毎日の点鼻薬(鼻からのスプレー剤)と4週間に1回の注射薬の2種類があります。この治療では女性ホルモンの分泌が少なくなるので更年期様の症状がでて、骨量(カルシウム)が減少するおそれがあるため長期(半年以上)の治療できません。ピル(経口避妊薬)を服用することもあります。女性ホルモン量の少ないピルを使うことで、筋腫が大きくならず、症状も楽になることがあります。

筋腫の医学的原因は不明です。
子宮筋腫の発生場所が内膜に近いほど着床障害や流産の原因となります。
不妊患者の15%を占めます。

子宮筋腫の鍼灸と漢方のアプローチ

漢方・鍼灸が適しているのは、にぎりこぶしの大きさ(10センチ以下)です。それ以上大きいものは外科手術をオススメです。 漢方と鍼灸で、骨盤内の血行不良(瘀血おけつ)を改善します。 体質により漢方薬も異なり、体質に合わせた漢方薬と鍼灸で血行を改善すると、子宮筋腫の主な症状である過多月経、月経困難症はかなり改善されます。瘀血が解消されることで増殖の抑制が期待でき、子宮筋腫が着床に影響がない場所にあるなら御妊娠も可能です。

ピックアップ障害について

ピックアップ障害

ピックアップ障害

ピックアップ障害とは

排卵された卵胞は卵管采により卵管に取り込まれます。この卵管采が卵胞を拾い上げられない障害がピックアップ障害と言います。
卵管采は、卵管の先に存在していて手のひらを広げたような形をしている部分です。
検査では発見が難しく、タイミングや人工授精でなかなか妊娠にいたらない方は可能性があります。

鍼灸によるアプローチ

東洋医学では、気血の流れが悪く、気滞瘀血(きたいおけつ)タイプがなりやすい。排卵前後で痛みがある方はピックアップ障害の可能性があります。
鍼灸で局所の循環をよくする事で血流が良くなり、改善する可能性があります。

東洋医学では、気血の流れが悪く、気滞瘀血(きたいおけつ)タイプがなりやすい。排卵前後で痛みがある方はピックアップ障害の可能性があります。
鍼灸で局所の循環をよくする事で血流が良くなり、改善する可能性があります。

黄体機能不全について

黄体機能不全とは

高温期が10日未満、または途中で体温が陥落する。低温期と高温期の温度差が0.3℃以下、卵胞期後期の子宮内膜厚さが6mm未満、高温相中期のプロゲステロン値が10ng/mL以下の方が黄体機能不全の可能性があります。

黄体機能不全による習慣流産の病院での治療

習慣流産患者に対して、プロゲステロンあるいはhcg治療による黄体機能補充の治療が行なわれます。
プロゲステロン、以前はhcgの単独の補充が行われてきましたが、治療効果は少なかったので、黄体機能不全と診断された習慣流産に対して排卵刺激であるhMG療法を行なうと、妊娠維持率の上昇が報告されています。

漢方と鍼灸によるアプローチ

東洋医学では、黄体機能不全は体の力(温める力)と密接に関係していると考えられています。その為冷え性の方は根本からの体質改善が必要となります。のぼせ体質(頭痛が起こりやすい)の方も要注意です。
黄体期はエストロゲン(低温期に盛んに分泌されるホルモン)の上に、プロゲステロン(高温期の黄体ホルモン)が二重構造の様になっています。
そのため東洋医学でも、黄体機能を回復させるには低温期即ち卵胞を育てる事が重要であると考えています。

多嚢胞性卵巣症候群について

多嚢胞性卵巣症候群

多嚢胞性卵巣症候群

超音波検査で2〜9mmの小卵胞が一方の卵巣で10個以上確認できる多嚢胞性卵巣(ネックレスサイン)で排卵し難い卵巣。血中男性ホルモンがが高値または、FSH<LHの方。
クッシング症候群、副腎異常、体重減少性無月経の回復期など、多嚢胞性卵巣症候群と類似の状態を示すものは対象外です。

多嚢胞性卵巣症候群の漢方・鍼灸アプローチ

体を温める腎陽の力が低下した為に、体内に余分な水分がたまり卵巣周囲の血流が悪化し、排卵し難い状態です。補腎漢方薬と化痰薬を用いて改善します。

高プロラクチン血症について

高プロラクチン血症とは

プロラクチンは、産後に乳汁分泌を促進するホルモンです。
授乳中、赤ちゃんに乳首を刺激されることによりプロラクチンがたくさん分泌され、高い血中濃度が維持されています。
もう一つの働きが、排卵の抑制です。乳首への刺激は子宮収縮を促し、産後の子宮の回復を早めます。しかし授乳期間中に妊娠してしまった場合、子宮が収縮する流産の危険が伴います。その為、授乳期間中は排卵を抑制し、妊娠しないようコントロールされているのです。プロラクチン値は夜に高く、日中に低いという特徴があります。
病院で検査測定しても正常範囲を示す場合でも潜在性高プロラクチン血症の可能性があります。

高プロラクチン血症の症状

卵胞が育ちにくい、無排卵になることがあります。

高プロラクチン血症の原因

原因不明である場合が大多数です。
中には、脳の下垂体腫瘍(プロラクチノーマ)・甲状腺疾患・薬の副作用。原因となる薬剤としては、ピル、胃潰瘍の治療薬、抗うつ剤、降圧剤などの薬を長期間服用すると高プロラクチン血症になる場合もあります。

治療方法

腫瘍が原因の場合は、腫瘍に対する治療となります。
腫瘍などが原因でない場合は、下垂体腫瘍の時と同様のドーパミン製剤(パーロデル、テルロン、カバサール)でプロラクチンの分泌量を低下させる治療を行ないます。
薬の副作用が原因の場合には、原因となる薬をやめるか、それに代わる薬剤へ変更すれば元に戻るのでご安心ください。

高プロラクチン血症に対する鍼灸・漢方での対応

多い原因として挙げられるのは気の巡りの停滞(気滞きたい)です。
精神的な緊張感が続くと気の流れが滞り、排卵前後の不調や月経前後の不調が起こりやすくなります。患者様の体質に合わせて、体全体の流れを整える鍼灸・漢方をさせていただきます。

このタイプの方には、毎日30分の有酸素運動をおすすめします。

ご妊娠後は、ドーパミン製剤(パーロデル、テルロン、カバサール)などの薬をやめていかなくてはいけません。
その時に初期流産を起こしやすいので、当院は御妊娠前から高プロラクチンを整え初期の流産防止のアプローチを行います。

※症状別に診る病気の原因および薬・外科手術の詳細は日本産科婦人科学会より引用

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