東洋の森ブログ

2019年2月27日

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多嚢胞性卵胞症候群は「肥満」「毛深い」ウソor本当

多嚢胞性卵胞症候群は「肥満」「毛深い」ウソor本当?

 

多嚢胞性卵胞症候群(PCOS)の月経異常は初潮時から発症しその後も持続することがあります。

女性において、男性ホルモンの過剰により男性化兆候を示す状態をアンドロゲン過剰症状いう。

アンドロゲン過剰症状になると、血中のテストステロン濃度の高値を示し、多毛・低声音が見られるようになります。

 

日本人を含む東アジアでは多毛の程度が軽度であることが分かっていまので

PCOSを疑う初見で必ずしも多毛になるとは限りません。

 

肥満につきましても、日本と海外のBMIの基準が異なります。

日本では25㎏/㎡異常が肥満と診断されます。

現在日本では、PCOSの患者様の26%が肥満を伴い、74%が肥満でないことが分かっています。

 

一方、海外では、肥満を伴うPCOSが多い。

日本の非肥満のPCOSはインスリン抵抗性の関与が少ないなど欧米のPCOSとは異なる病態を示しています。

出典『基礎からわかる女性内分泌』聖路加国際病院百枝幹雄 診断と治療社

 

院長 足立

 

 

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